集客できない会社のWebサイト

なぜ「ホームページだけ」では集客できないのか?

October 16, 202510 min read

「ホームページを作ったのに、なぜ…?」

「立派なホームページを作ったのに、お問い合わせが一件も来ない…」

これは中小企業の経営者から本当によく聞く悩みです。制作会社に依頼して綺麗なページを作ってもらい、会社概要やサービス内容、問い合わせフォームもちゃんとある。デザインも洗練されていて、見栄えも申し分ない。なのに、まるで誰にも見られていないかのように静まり返っている。

アクセス解析を見ても、訪問者数は一桁台。月に数件あればいい方で、問い合わせに至ってはゼロという月も珍しくありません。というか、ほとんど0です…。

「こんなはずじゃなかった」と感じている方、実は少なくないのです。何を隠そうこの私も、サイトを作ってなかなか見てもらえず…作ったフォームも来るのは営業ばかり…そんな時期を何年も(何か月も…ではないですよ、何年も…!)過ごして参りました。

でも、安心してください。これはあなたのホームページが悪いわけでも、あなたのビジネスに魅力がないわけでもありません。実は、私を含めた多くの経営者が陥っている「ある勘違い」が原因なのです。

ホームページは"チラシ"であって"呼び込み"ではない

そもそもホームページとは何でしょうか? 実は、建物でいえば「お店の看板」や「パンフレット」に近い存在です。つまり、「見に来る人がいれば」その人に情報を届けられるツールなのです。

でも、問題はここにあります。そもそも誰も見に来ていないのです。

ホームページだけでは、見込み客を自動的に呼び込む力はありません。例えるなら、無人駅にポツンとチラシを貼って「誰かが見つけてくれるのを待っている」ような状態です。どんなに素晴らしい内容が書かれていても、人通りがなければ誰の目にも触れません。

これは実店舗で考えると分かりやすいかもしれません。どんなに素敵な内装のカフェを作っても、山奥の誰も通らない場所に建てたら、お客さんは来ませんよね。ホームページも同じです。

さらに言えば、インターネット上には無数のホームページが存在します。その中であなたのサイトを偶然見つけてもらえる確率は、宝くじに当たるようなものです。「作れば来る」という時代は、とっくに終わっているのです。

集客に必要なのは「流れ」と「仕組み」

じゃあ、どうすればいいのでしょうか?

答えは、「集客の流れ」を意識した仕組み作りです。

ホームページは確かに大切です。でも、それは仕組み全体の「一部分」に過ぎません。本当に必要なのは、見込み客が出会ってから顧客になるまでの「一連の流れ」を設計することなのです。

具体的には、次のようなステップを構築することで、初めて人が動き出します。

ステップ1:集客の入口を作る
SNSや広告、SEO対策で人を呼び込みます。Facebook広告やInstagram、Google検索で「あなたのサービスを必要としている人」に見つけてもらう仕掛けを作るのです。

ステップ2:興味を持った人を受け止める
ランディングページやホームページで、訪れた人の「これ、私のことだ!」という気持ちを引き出します。ここで信頼関係の第一歩が始まります。

ステップ3:行動を促す
問い合わせフォームや無料相談への誘導を明確に示します。「次に何をすればいいか」が一目で分かる設計が重要です。

ステップ4:関係を育てる
メールやLINEで定期的に情報を届け、信頼を深めながら商談につなげていきます。この「育成(ナーチャリング)」のプロセスが、実は成約率を大きく左右するのです。

これらの要素がバラバラに存在するだけでは意味がありません。重要なのは、一連の流れとしてつなげておくこと。つまり「導線設計」が鍵なのです。

水の流れを想像してみてください。源流から川となり、やがて海へと注ぐように、見込み客も自然な流れの中で顧客へと変わっていくのが理想です。その流れを作ることが、本当の意味での「集客の仕組み化」なのです。

仕組みを一元化するGoHighLevelという選択肢

「でも、そんな仕組みを作るのは大変そう…」

そう思われた方もいるかもしれません。確かに、この一連の流れを全部別のツールでやろうとすると、かなり複雑になります。

ホームページ制作ツール、フォーム作成サービス、メール配信システム、LINE公式アカウント、顧客管理ツール…。それぞれを契約して、連携させて、使い方を覚えて。考えただけで頭が痛くなりますよね。

そこで選択肢の一つとして知っておいていただきたいのが、GoHighLevel(GHL:ゴーハイレベル)というツールです。

GoHighLevelなら、集客に必要な機能がすべて一つの画面で完結します。

  • ランディングページの作成

  • 問い合わせフォーム

  • 顧客管理(CRM)

  • ステップメール配信

  • タグ・リスト管理

これらすべてが一つのプラットフォームに統合されているので、ツール同士の連携で悩む必要もありません。見込み客の行動履歴も一元管理できるため、「誰がどのページを見て、どのメールに反応したか」が一目瞭然です。

もちろん、GoHighLevelが唯一の答えというわけではありません。大切なのは、「ホームページを作っただけで終わらせない」という意識です。

あなたのビジネスには価値があります。その価値を必要としている人が、確実にどこかにいます。その人たちとあなたを結びつけるための「流れ」を作ること。それが、これからの時代に必要な集客の考え方なのです。

「何から始めればいいか分からない」という方は、まず今あるホームページに「どうやって人を呼び込むか」を考えることから始めてみませんか? SNSで発信する、広告を試してみる、お客様の声を集める。小さな一歩でも構いません。

その一歩を踏み出すために、仕組みを整えることから始めてみませんか?

静かだったホームページが、やがて活気あふれる「集客の入口」に変わっていく。その変化を、ぜひあなた自身の目で確かめてください。


株式会社コルプ代表取締役。写真・映像などのPRコンテンツの製作と品質保証を中心とした業務改善で中小企業を支援。YouTubeチャンネル運用支援ではチャンネル登録者数12人のチャンネルを撮影・編集も含めた支援により登録者数1000人を達成し、現在では顧客が自立してチャンネルを運用している。業務改善支援では中小企業の30代中堅社員の業務管理方法の改善指導をした上、業務標準化を進めるなど管理面に関する支援を行っている。日本国内でいち早くGoHighLevelを導入した企業とパートナーシップを組み、GoHighLevelの使い方を紹介、ユーザーの支援を行っている。

Takahiro Yoshida

株式会社コルプ代表取締役。写真・映像などのPRコンテンツの製作と品質保証を中心とした業務改善で中小企業を支援。YouTubeチャンネル運用支援ではチャンネル登録者数12人のチャンネルを撮影・編集も含めた支援により登録者数1000人を達成し、現在では顧客が自立してチャンネルを運用している。業務改善支援では中小企業の30代中堅社員の業務管理方法の改善指導をした上、業務標準化を進めるなど管理面に関する支援を行っている。日本国内でいち早くGoHighLevelを導入した企業とパートナーシップを組み、GoHighLevelの使い方を紹介、ユーザーの支援を行っている。

Back to Blog

▼ GoHighLevelを始める前に、あなたのビジネスに合うか無料で相談できます。

無料相談に申し込む


または、すぐ試したい方はこちら▼

株式会社コルプおよび本ブログの執筆者はGoHighLevelおよびHighLevel, Inc.とは独立した存在です。HighLevel, Inc.の代理人や従業員ではなく、拘束力のある契約を結んだり、HighLevel, Inc.を代表する権限を持ちません。株式会社コルプはGoHighLevelのアフィリエイトプログラムに参加しており、本ブログの中のリンクにはそれに伴うアフィリエイトリンクを含みます。それにより株式会社コルプはHighLevel, Inc.より手数料を受取ります。
本ブログの内容と表明された意見は株式会社コルプと執筆者のものであり、HighLevel, Inc.およびその子会社、代理人、または譲受人による表明、保証、または声明として解釈または考慮されるものではありません。