
【GoHighLevelでB2Bスタートアップ!フェーズ2】:機会損失をなくす! GoHighLevelで実現する「ホットリード」自動生成の仕組み
事業の基盤が整ったフェーズ2(31~60日目)では、GoHighLevel(GHL)の最も強力な機能の一つである「自動化」に焦点を当ててみます。このフェーズの最大の目的は、限られた営業リソースを最大限に活かす仕組みを構築し、機会損失をゼロにすることです。
人手不足を補う自動フォローアップ
立ち上げ期には、積極的に展示会に出展したり、広告でWebサイトへの流入を増やそうとがんばるものです。しかし、展示会で獲得した多くの名刺や、Webサイトからの問い合わせに対し、手作業で対応しようとしてしまってフォローアップが遅れてしまうというのは多くの方が経験しているのではないでしょうか。そこでGHLを活用すれば、このプロセスを完全に自動化することが可能なのです。
メールシーケンス設計: 見込み客がフォームを入力した直後に、自動で「お礼メール」を送信する仕組みを構築します。さらに、3日後に導入事例、7日後に無料相談の案内を自動で送るなど、段階的なフォローアップシナリオを設計することで、見込み客との関係性を自然に深めることができます。
展示会リードの自動化: 展示会で配布するチラシにGHLで作成したフォームへのQRコードを掲載しましょう。来場者がフォームを入力すると、あなたが事前に設定した特定のタグが自動的に付与され、設計したメールシーケンスが即座に起動します。これにより、名刺の山に埋もれ、フォローアップするべき貴重なリードの漏れを防ぐことができます。
営業が動くべき「ホットリード」を自動で創出
見込み顧客のフォローアップは重要な仕事ですが、営業担当者がすべての見込み客に個別にアプローチすることは非効率的です。GHLは、見込み客の行動を自動でトラッキングし、「本当に今すぐアプローチすべき見込み客」を自動で特定します。
ホットリード通知: 「メールを3回以上開封した」「特定の資料をダウンロードした」など、関心度の高い行動をトリガーに、営業担当者のSlackに自動で通知を飛ばすことができます。これにより、営業担当者は対応すべき見込み客のリストが自動で手に入ります。
カレンダー連携と商談設定の自動化: 顧客がウェブ上で空き時間を選んで直接商談を予約できるフォームを設置します。あなたがいつも使っているGoogleカレンダーなどと連携させれば、見込み顧客がフォームに入力し予約完了すると同時にZoomのURLが自動発行され、営業担当者のカレンダーに登録されるため、商談設定にかかる工数を大幅に削減できます。
このフェーズを完了すると、見込み客の流入からホットリードの自動特定、商談設定までが一気通貫で自動化されます。営業担当者は、面倒な事務作業から解放され、価値の高い商談に集中できるようになります。